Eru Matsumoto
Eru Matsumoto Artist Photo 2022
基本情報
出身地 日本の旗 日本
ジャンル アート
活動期間 1997年 -
公式サイト https://www.erumatsumoto.com

Eru Matsumoto(エル・マツモト)は、日本生まれ、アメリカ育ちのグラミー賞受賞チェリスト/マルチメディアアーティスト。ワウター・ケラーマン、チャンドリカ・タンドンとのコラボレーションアルバム『TRIVENI』で、第67回グラミー賞「最優秀ニューエイジ/アンビエント/チャントアルバム賞」を受賞した。[1][2][3][4][5]

ジュリアード音楽院卒業後、絵画をアルゴリズム解析して音楽化するプロジェクト「The Sound of Art」を手掛け、ハーバード大学および天体物理学者との共同研究を行った。[6] また、睡眠や細胞研究者らとともに、周波数と癒しの関係性を探る研究活動を行うなど、音楽と先端技術の融合を追求している。[7][8] 「The Sound of Art」では、モネやミロらの絵画をアルゴリズム解析し、色彩や筆致から音楽を生成する試みを行った。[9] 米フォーブス誌「30 Under 30」にも選出されている。[10] アデルのレジデント公演”Weekends with Adele”、Odeszaの"The Last Goodbye Finale Tour"への参加、ビリー・アイリッシュチャンス・ザ・ラッパーアリアナ・グランデなど、世界的なアーティストと共演。[11]アジア初のジョン・ウィリアムズ (作曲家)楽曲のプレミア演奏会において、ソリストとして招待され、東京フィルハーモニー交響楽団とサントリーホールで演奏し、⽇本デビューを果たした。[12][13] 「輪島の響プロジェクト」では、能登半島地震で被災した工房から無傷で発見された「輪島塗 奇跡のチェロ」を使用し、パブロ・カザルス編曲で知られる「Song of the Birds」を演奏した。[14][15]

来歴

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  • 6歳よりチェロを始める。幼少期から食事と睡眠以外の時間を練習に費やす生活を送っていた。
  • 16歳でジュリアード音楽院へ入学。受験年度には約500人が志願する中、合格者は5人程度にとどまる厳しい競争を突破したという。パブロ・カザルスの弟子でチェロ教育学の第一人者として広く知られている故デヴィッド・ソイヤーの指導を受ける。また、アンドリュー・シュルマンやイェフダ・ハナニにも師事した。[16]

2014年

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[19] [20]

2015年

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  • メディアアーティストとしてプロジェクト「The Sound of Art」を主導、ハーバード美術館およびハーバード大学とのコラボレーションで研究を行った。このプロジェクトは、ハーバード大学STEAMと天体物理学者との共同研究となり、世界中の美術館に展示されている絵画を、目で見るだけでなく実際に耳で聴くことができたら、実際にはどのような音を持っているのかを明らかにすることを目的とした。クロード・モネミロゴッホの作品を、絵画の色や筆致にアルゴリズムを適用して探求し数値化、そして音楽としてアウトプットした。[21]

2016年

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  • 音楽朗読劇 VOICARIONへ2016年の初演より出演[22]

2017年

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  • 第59回グラミー賞Best Pop Vocal Albumにノミネートされた、デミ・ロヴァートの5枚目のスタジオアルバム『Confident』にソリストとして参加した。[23]

2018年

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  • 2月、サントリーホールでコンサートを実施、日本デビュー[24][25][26]
  • 4月、ロンドンの TEDxSOAS にて「The Silence in Music」と題した講演・演奏を行った。[27]
  • 8月、アメリカ朝の情報番組FOX 11のGood Day LAへ出演。[28]

2019年

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  • 6月9日、ロサンゼルスで開催された「FINAL FANTASY VII – A Symphonic Reunion」に出演した。[29][30]

2020年

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  • 米『Forbes』誌の「30 Under 30」に選出。[31][32][33]
  • 自動車ブランドGenesisのSUV「GV80」のCMに演奏出演し、CMはSuper Bowl中に放映された。[34]
  • 国連イベント「UN2020」に参加し、パブロ・カザルス編曲で知られる「Song of the Birds」を演奏した。[35][36]

2021年

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7月9日、TEDxWakeForestU 2021 にて「Imagination – The Most Important Human Superpower」と題した講演を行った[37]

2022年

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  • 日本橋三井ホールのImmersive Museumにて、広大な屋内空間の壁面と床面全てを埋め尽くす没入映像でつくられたモネの絵画に合わせて、制作した楽曲を演奏するイベントを行った。[38]
  • 12月14日(水)リリース GLAYTAKUROソロアルバム『The Sound Of Life』の3曲目「Red Sky」に参加。TAKUROはエルについて「本当に気のいいミュージシャンって感じで、チェロ1個持ってスタジオに来てくれました」と語っている。[39][40]
  • 「美女と野獣 30周年セレブレーション」出演[41]
  • ラスベガスのシーザーズ・パレス・コロシアムで開催された、アデルによる初のレジデンシー・コンサート「Weekends With Adele」に参加。[42]

2023年

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  • 2023年に開催されたコーチェラ・フェスティバルにおいて、Björkが披露した「Orkestral」セットのステージに参加した。同ステージは、オーケストラとの共演により、Björkの約30年にわたるキャリアの楽曲が演奏されたものである。[43][44]

2024年

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  • エレクトロデュオODESZAによる「The Last Goodbye Finale Tour」に参加。[45]
  • Eru Matsumotoも出演しているODESZAのライブ映像作品『ODESZA: The Last Goodbye Finale, Live from the Gorge』がApple TV+で配信開始。[46]
  • アルバム『Triveni』が、第67回グラミー賞「Best New Age, Ambient, or Chant Album」にノミネートされた。[47]

2025年

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  • ワウター・ケラーマン、チャンドリカ・タンドンとのコラボレーションアルバム『Triveni』が、第67回グラミー賞「Best New Age, Ambient or Chant Album」を受賞した。[48][49]
  • 2025年6月1日、「日比谷音楽祭2025」の「Hibiya Dream Session 3」に出演した。[50]
  • GLAYのシングル「Dead Or Alive」(2025年12月3日発売)に参加。[51]
  • 能登半島地震からの復興支援プロジェクト「輪島の響プロジェクト」に参画し、2025年10月26日に石川県輪島市の輪島中学校で無料招待コンサートを実施した。コンサートでは、地震で全壊した工房から無傷で発見された奇跡の輪島塗チェロを演奏した。輪島塗チェロは、大徹八井漆器工房が作成したもの。[52]

2026年

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  • 2026年1月1日、能登半島地震から2年の節目にあわせて、「輪島の響 スペシャル映像」を公開した。[53]
  • 「日比谷音楽祭2026」への出演が発表された。[54]

出典

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  1. ^ 米 グラミー賞 チェロ奏者 松本エルさん参加の作品も受賞”. NHK (2025年2月3日). 2025年2月3日閲覧。
  2. ^ 松本エルさんにグラミー賞 坂本龍一さんは獲得ならず”. 日本経済新聞 (2025年2月3日). 2025年2月3日閲覧。
  3. ^ グラミー賞「最優秀」チェロ奏者エル・マツモトさん「Triveni」”. 読売新聞 (2025年2月3日). 2025年2月3日閲覧。
  4. ^ 日本人チェロ奏者、松本エルさん参加作品にグラミー賞 「とても幸せです」”. 産経新聞 (2025年2月3日). 2025年2月3日閲覧。
  5. ^ 米グラミー賞 日本人チェロ奏者のエル・マツモトさん制作のアルバムが受賞”. TBS NEWS DIG (2025年2月3日). 2025年2月3日閲覧。
  6. ^ Eru Matsumoto – Forbes” (英語). Forbes. 2026年5月11日閲覧。
  7. ^ Eru Matsumoto – 日比谷音楽祭2026”. 日比谷音楽祭. 2026年5月11日閲覧。
  8. ^ Team 1 — NSA Chamber Arts Program” (英語). NSA Chamber Arts Program. 2026年5月11日閲覧。
  9. ^ What do Monet's and Miro's paintings SOUND like? - Eru Matsumoto x Harvard STEAM - THE SOUND OF ART” (英語). YouTube. 2026年5月11日閲覧。
  10. ^ Eru Matsumoto – Forbes” (英語). Forbes. 2025年1月7日閲覧。
  11. ^ グラミー賞獲得 松本エルさんの経歴がスゴ過ぎる!”. FNNプライムオンライン (2022年4月5日). 2025年1月7日閲覧。
  12. ^ The Music of John Williams: Star Wars and Beyond”. サントリーホール (2018年2月24日). 2025年1月7日閲覧。
  13. ^ The Music of John Williams: Star Wars and Beyond Concert Review” (英語). Honey’s Anime (2018年3月2日). 2025年1月7日閲覧。
  14. ^ 能登半島地震から丸2年「輪島の響」 スペシャル映像を公開|グラミー受賞チェロ奏者エル・マツモトが奇跡の輪島塗チェロを演奏”. WAREHOUSE TRACKS (2026年1月1日). 2026年5月11日閲覧。
  15. ^ 輪島の響プロジェクト”. YouTube. 2026年5月11日閲覧。
  16. ^ グラミー賞獲得 松本エルさんの経歴がスゴ過ぎる!”. FNNプライムオンライン (2022年4月5日). 2025年1月7日閲覧。
  17. ^ Eru Matsumoto – Instrumental Casting” (英語). Instrumental Casting. 2025年1月8日閲覧。
  18. ^ Eru Matsumoto – onepointfm” (英語). OnePointFM. 2025年1月7日閲覧。
  19. ^ カーネギーホールでのリサイタル” (英語). 2025年1月7日閲覧。
  20. ^ NYC’s Carnegie Hall” (英語). 2025年1月7日閲覧。
  21. ^ Eru Matsumoto – Forbes” (英語). Forbes. 2025年1月7日閲覧。
  22. ^ プレミア音楽朗読劇『ヴォイサリオンⅧ』 ミュージシャン”. 東宝演劇サイト. 2025年1月7日閲覧。
  23. ^ Demi Lovato – Confident” (英語). Discogs. 2026年5月11日閲覧。
  24. ^ The Music of John Williams: Star Wars and Beyond”. サントリーホール (2018年2月24日). 2025年1月7日閲覧。
  25. ^ The Music of John Williams: Star Wars and Beyond Concert Review” (英語). Honey’s Anime (2018年3月2日). 2025年1月7日閲覧。
  26. ^ The Music of John Williams: Star Wars and Beyond”. サントリーホール (2018年2月24日). 2025年1月7日閲覧。
  27. ^ The Silence in Music – Eru Matsumoto” (英語). TED. 2025年1月8日閲覧。
  28. ^ World-class cellist Eru Matsumoto performs on Good Day LA” (英語). YouTube. 2025年1月8日閲覧。
  29. ^ 『FF7 リメイク』関連オンリーのオーケストラコンサート“FINAL FANTASY VII A Symphonic Reunion”がロサンゼルスで開催”. ファミ通.com (2019年6月19日). 2025年2月12日閲覧。
  30. ^ Instagram 投稿: FINAL FANTASY VII – A Symphonic Reunion 出演”. Instagram. 2025年2月12日閲覧。
  31. ^ Eru Matsumoto – Forbes” (英語). Forbes. 2026年5月11日閲覧。
  32. ^ 世界的チェロ奏者のエル・マツモト、… 米Forbes誌の「30 Under 30」に選出”. Billboard JAPAN (2024年8月30日). 2025年2月13日閲覧。
  33. ^ Forbes Power Women's Summit 2020” (英語). Forbes. 2026年5月11日閲覧。
  34. ^ Genesis GV80 Super Bowl Commercial” (英語). YouTube. 2026年5月11日閲覧。
  35. ^ UN2020” (英語). UN2020. 2026年5月11日閲覧。
  36. ^ Song of the Birds – UN2020” (英語). YouTube. 2026年5月11日閲覧。
  37. ^ Imagination- The Most Important Human Superpower” (英語). TED. 2026年5月11日閲覧。
  38. ^ チェロ奏者 松本エル(エルマツモト)さん没入体験型ミュージアムとコラボ!「ERU MATSUMOTO + Immersive Museum」”. 35-45WOMAN公式動画チャンネル (2022年9月27日). 2025年1月7日閲覧。
  39. ^ TAKUROが語る最新ソロアルバム「穏やかな眠りが提供できるものを作りたかった」”. Rolling Stone Japan (2023年3月6日). 2025年1月7日閲覧。
  40. ^ TAKURO 3rdソロアルバム発売日にTERUとのインスタライブが決定!さらに収録曲「Red Sky」のMVも公開!”. GLAY公式サイト (2022年12月13日). 2025年1月7日閲覧。
  41. ^ Eru Matsumoto – IMDb”. IMDb. 2025年1月7日閲覧。
  42. ^ "Being part of @adele residency in Las Vegas was an incredible experience in every way. "”. Instagram. 2025年1月7日閲覧。
  43. ^ ”Being part of the mystical Queen @bjork ‘s Futuristic Coachella stage was such an inspiring experience!””. Instagram. 2025年1月7日閲覧。
  44. ^ <コーチェラ2023現地レポ>ビョーク、古典的なオーケストラ&先進的なドローン演出でキッズを魅了”. Billboard JAPAN (2023年4月20日). 2025年1月7日閲覧。
  45. ^ Instagram 投稿: ODESZA Finale Tour” (英語). Instagram. 2025年2月13日閲覧。
  46. ^ ODESZA: The Last Goodbye Finale, Live from the Gorge” (英語). Apple TV+. 2025年2月13日閲覧。
  47. ^ Eru Matsumoto – Artist” (英語). Recording Academy. 2025年2月13日閲覧。
  48. ^ 米 グラミー賞 チェロ奏者 松本エルさん参加の作品も受賞”. NHK (2025年2月3日). 2025年2月13日閲覧。
  49. ^ Eru Matsumoto – Artist” (英語). Recording Academy. 2025年2月13日閲覧。
  50. ^ Eru Matsumoto – 日比谷音楽祭2025”. 日比谷音楽祭. 2025年2月13日閲覧。
  51. ^ GLAY / Dead Or Alive”. YouTube. 2025年2月13日閲覧。
  52. ^ Earthquake-surviving Japanese cello to be heard in free concert” (英語). The Strad. 2025年2月13日閲覧。
  53. ^ 能登半島地震から丸2年「輪島の響」 スペシャル映像を公開|グラミー受賞チェロ奏者エル・マツモトが奇跡の輪島塗チェロを演奏”. WAREHOUSE TRACKS (2026年1月1日). 2026年5月11日閲覧。
  54. ^ Eru Matsumoto – 日比谷音楽祭2026”. 日比谷音楽祭. 2026年5月11日閲覧。

外部リンク

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