Microsoft BASIC
開発元 マイクロソフト
初版 1975年 (1975)Altair BASIC
後継 Visual Basic, Visual Basic .NET
種別 BASICインタプリタコンパイラ
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Microsoft BASIC(マイクロソフト ベーシック)とは、かつてマイクロソフトが開発・販売していたBASIC言語の処理系である。BASICの流れを汲む派生言語(独自拡張の方言あるいは構造化されたBASICも含む)や処理系の総称とみなされることもあるが、Visual Basic以後は従来のBASICとは互換性がなく、「Microsoft BASIC」という語が指す範囲かどうかは議論があろう。また、QuickBASICやVisual Basicは独自の「構造化されたBASIC」として発展したものであり、同じく「構造化されたBASIC」であるISO/IEC 10279やJIS X 3003などで標準化されているFull BASIC英語版との互換性はない。

さらに、.NET Frameworkを基盤として動作するように設計されたVisual Basic .NETは、旧Visual Basic(バージョン6.0以前)の欠点を解消し、同時期に登場したC#と同等の本格的なオブジェクト指向言語としての機能をサポートするよう新規に再構築されており[1]、旧Visual Basicとの互換性はなく、完全に別物の言語および処理系である。

概要

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マイクロソフトの基盤を築いた製品である。最初に登場したのは1975年、ホビーイスト[注釈 1]向けマイクロコンピュータMITS Altair 8800用のAltair BASICであった。

Altair BASICインタプリタは、マイクロソフト社を設立したポール・アレンビル・ゲイツ(およびゲイツの同級生のモンティ・ダビドフ)が開発した。

開発にはミニコンピュータ PDP-10 を使用した。紙テープの形で販売され、初期バージョンは4 KB(厳密にはKiB)のメモリを使用した。拡張した8 KBバージョンは、いろいろなプラットフォームに移植された。BASIC-80(8080/85とZ80)、BASIC-68(MC6800)、BASIC-69(MC6809)、6502-BASIC、そして16ビットの BASIC-86(8086/8088)である。

Altair BASICでの成功の後、Microsoft BASICは儲かるソフトウェアライセンスビジネスの基盤となっていく。1970年代から1980年代にかけて、様々なホームコンピュータパーソナルコンピュータ(パソコン、PC)に移植され、拡張されていった。オリジナルのAltair BASICとは対照的に、多くのPC用のBASICはROM-BASICの形でROMに格納され、マシンの電源を入れると"READY."(または"Ok")などのプロンプトを表示して直ちにBASICが起動するようになっていた。つまり、Microsoft BASICとその派生品は初歩的なオペレーティングシステム(OS) としての役割を担っており(スタンドアロンBASIC)、そのような機種は「BASICターンキーモデル」などと呼ばれていた。

マイクロソフト発売の主なバージョン

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当初DOS向けではインタプリタとコンパイラが別系統の商品として販売された後、QuickBASICによって統一され、その後プロフェッショナル向けが分離された。Microsoft Visual Basicでは、Standard/Professional版の形で再統一されている。

一時期Macintosh向けにもインタプリタとQuickBASICが発売されていた。

インタプリタ系

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  • BASIC-80:8ビット(8080/85とZ80)版
  • BASIC-86:16ビット(8086/8088)版、DOS向けの最終版は V5.28(1983)。
  • GW-BASIC:IBMがPC DOSにバンドルしたBASICAのMicrosoft版。IBM PCのROM BASIC無しで動作し、CGAEGAのグラフィックをサポートする。最終版は V3.23(1988)。VGAはサポートされていないので、DOS/V機ではグラフィックが使えない。
  • QBasic:MS-DOS 5以降にバンドルされた。QuickBASICからコンパイル・リンク等の機能を除いた物。

コンパイラ系

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  • Microsoft BASIC Compiler(BASCOM):CP/M-80やMS-DOS用に販売されており、DOS向けの最終版は5.36(1984)。
  • QuickBASIC(1985):BASCOMの後継で4.5が最終版、この後Visual Basicに移行する。
  • Microsoft Visual Basic(1991):先にWindows 3.0向けが発売され、その後DOS向けの最終版が発売された。

プロフェッショナル向け

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  • Microsoft BASIC Compiler 6.0(1988):QuickBASIC 4.0から派生した。MS-DOS、OS/2両対応で後のVisual Basic Professional版の先駆け。
  • Microsoft BASIC PDS 7.x
  • Microsoft Visual Basic with Professional Toolkit
  • Microsoft Visual Basic for DOS Professional Edition:DOS版のプロフェッショナル向けの最終版

Microsoft BASICの派生品

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Microsoft BASICを基に、企業独自の機能が使えるように改造および改良した派生品が数多く現れた。ライセンス契約の影響もあって本体同梱が原則であったが、一部の製品は別売で購入することができた。

Microsoft BASIC と互換性が高いが独立した実装

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以下は Microsoft BASIC の影響を受けた言語仕様であるが、独立して開発された。

脚注

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注釈

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  1. ^ hobbyistは「ホビイスト」とも表記される。業務用ではなく、家庭用あるいは個人的な趣味の一環としてコンピュータを利用するユーザーのことを指す。

出典

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関連項目

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📚 Artikel Terkait di Wikipedia

BASIC

8800用。マイクロソフトの最初の製品であり、その後のMicrosoft BASICの起源となった。) MBASIC (CP/M用のBASIC) QuickBASIC (1985年 - 。Visual Basicの原型となった構造化BASIC) QBasic (QuickBASICの簡易版、Windows 95 / 98のCD-ROMに英語版が付属)

Atari 8ビット・コンピュータ

Atari Assembler Editor、Atari Macro Assembler、MAC/65など。 BASIC - 標準BASICとしては Atari BASIC がある。当初ROMカートリッジで提供され、XLシリーズからは内蔵となった。他には、Atari Microsoft BASIC、Turbo

Microsoft Word

かった。史上最も使いやすいMac版Wordと称賛された。 1986年にマイクロソフトはWordをAtari STへ移植し、Microsoft Writeの名前で発売することでアタリと合意した。Atari ST版はMac版Word 1.05からの移植で、バージョンアップ版が販売されることはなかった。

Atari ST

Atari STは1985年にATARIが販売したホームコンピュータである。 1985年から1990年代初期にかけて北米で広く普及した。STは公式には"Sixteen/Thirty-two"の頭文字。モトローラ68000の16ビット外部バスと32ビット内部バスを意味している。

ROM-BASIC

Atari 400, Atari 800もAtari BASICをROM-BASICの形で搭載し、TI-99/4Aも同様であった。こうしてROM-BASICが定着し、Commodore VIC-20やCommodore 64(C64)も同様でMicrosoft BASICをROM BASIC

Amstrad CPC

Microcomputer向けのBASICだったものを改良したものである。このBASICはビデオと音響リソースへのアクセスが容易だという特徴がある(Microsoft BASICのPOKE文を使わなければならないものよりすぐれている)。他の特徴としては、時間が関連するイベント処理でAFTERやEVERYというコ

ディグダグ

TI-99/4A: Dig Dug”. ATARI MUSEUM. Michael Vogt. 2023年2月9日閲覧。 ^ “Dig Dug”. ATARI MUSEUM. Michael Vogt. 2023年2月9日閲覧。 ^ “Atari 5200: Dig Dug”. ATARI MUSEUM. Michael

MSX

BASICおよびDOS)と密接に連携し、機能拡張の抽象化を担うBIOSを介することを前提に、柔軟性と互換性を維持する形となっている。 マイクロソフト説 アスキーの副社長だった西和彦が1984年に語ったところによれば、由来はMicroSoft